RM LONDON PARTNERS

2013.08.31 

カウンセリング効果について

何回カウンセリングを受ければ効果があるでしょうか?
よくお尋ねいただく質問ですが、答えはとても難しいものです。

カウンセラーにアドバイスを求めたが、実用的なアドバイスや指示をもらえなかった、という話もあります。

日本では占い師が歴史的にカウンセラーの役割りも果たしてきたという説もあります。占い師であれば「東に行けば良い」「転職は吉」といった「答」をくれるかも知れません。政治家や著名人でも占い師に頼るという噂は今でも聞かれます。

カウンセラーは答を持っていません。それはカウンセリングが「科学」だからです。占い師が答えを出せるのは科学とは別世界のものだからではないでしょうか。終末予言や星座、血液型、干支等、さまざまな占いに科学的成果を期待される方と、カウンセリングは合わないと思います。

カウンセリングでは、カウンセリングを受けられる方の意思や感情をしっかりとカウンセラーが受け止め、共に考え、感じていくプロセスを経て、結果として対処法が浮かんでくるという流れになります。

カウンセラー自身が自らの経験や知識、感覚でアドバイスをしても、しょせんはその問題のすべてを把握できる訳ではありません。「こうしなければ地獄に落ちる!」などと断言されることは思考停止というこれもまた一種快感を呼ぶため、占いは一定の人気を保っているといえますが、それは結局インテリジェンスの高いエグゼクティブの求めには応じていないのです。
一時的な解決や断言による快感は、すぐまた次の悩みをもたらします。問題への対処ができる心の免疫のような耐性、自己回復力を涵養することは、結局科学的にも悩みへの対処としてももっとも効果の高い者になります。


そのためには信頼できるカウンセラーと、信頼関係を築くことが重要です。

世の中には化粧品から不動産、保険購入まで「カウンセラー」があふれています。臨床心理士や精神科医以外に、民間資格のカウンセラーも恐らく何十万人もいることでしょう。
臨床心理士は初等教育や福祉、医療の場でのカウンセリング専門家であり、ビジネスに関して精通していることは稀だと思われます。精神科医はもちろん精神疾患の治療専門家です。

増沢隆太は自らが企業経営者や役員・管理職として企業に通じ、経営コンサルタントとして、多数の業界や企業の内実にも通じ、また学生から中高年セカンドキャリア、リストラ対応まで含めた幅広い、無数のカウンセリング経験を持つ、稀有な存在です。

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